インフルエンザの予防接種・ワクチン
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インフルエンザワクチン接種のご案内

インフルエンザの感染拡大シーズンを迎えています。
浜松市中央区の竹内内科眼科クリニックでは、2025年度(令和7年度)のインフルエンザ予防接種を行います。
事前予約は不要で、直接お越しいただいて接種を受けていただけます。

【即日接種可能!】事前予約不要

料金・実施期間のご案内

実施期間

令和7年10月21日~令和8年1月31日

料金

一般の方

64歳以下の方 3,850円(全額自費)
3歳以上13歳未満の小児
  • 1回目3,850円
  • 2回目3,300円(全額自費)

※当院では3歳未満の小児の接種は行いません。

助成対象者

65歳以上の方 浜松市在住の方は浜松市の助成対象者となります 1,600円 
65歳以上の方 浜松市以外に住民票のある方は各市町村にお問い合わせください
60歳以上65歳未満

以下に該当する方

  • 心臓、腎臓または呼吸器の機能に障がいがあり、身の回りの生活が極度に制限される方
  • ヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能に障がいのあり日常生活がほとんど不可能な方
無料
生活保護受給世帯に属する方 無料
非課税世帯(世帯全員が非課税)に属する方 無料

※本人確認書類(マイナンバーカートなど)をお持ちください。

※接種券をお持ちの方は受付時にご提示ください

※新型コロナワクチンとの同時接種にも対応しています

ワクチンの作用原理~免疫システムの仕組み~

なぜワクチンで病気を防げるのか?

免疫とは、体内に侵入した病原体から身を守る生体防御機能です。

ワクチン接種しない場合

  1. ウイルスが体内に侵入
  2. 白血球や抗体の産生が間に合わず
  3. 症状が強く現れてしまう

ワクチン接種した場合

  1. 弱毒化したウイルスで免疫を訓練
  2. 「免疫記憶(メモリー)」が形成
  3. 本物のウイルスが来ても迅速に対応
  4. 発症を防ぐ、または症状を軽減

つまり、ワクチンは「病気の事前練習」をすることで、実際の感染に備える仕組みなのです。

接種時期と効果について

最適な接種タイミング

インフルエンザは例年12月~3月に流行のピークを迎えます

  • 推奨接種時期:11月~12月中旬
  • 効果発現:接種後約2週間
  • 効果持続期間:約5ヶ月間

年齢別接種回数とスケジュール

インフルエンザは例年12月~3月に流行のピークを迎えます

  • 13歳以上:
    基本的には1回接種
    (2回接種も可能 1~4週間隔)
  • 3歳以上13歳未満:
    2回接種(2~4週間隔)
  • ※2回接種を行う場合の接種間隔は免疫効果を考慮すると4 週間おくことが望ましいとされています。

    ※65歳以上の公費助成は1回のみです。

    ※当院では3歳未満の接種は行いません。

接種を受ける際の注意事項

接種をお控えいただく方

  • 37.5℃以上の発熱がある
  • 明らかな急性疾患にかかっている
  • 重度の卵アレルギーがある
  • 過去に予防接種で重篤な副反応があった

来院時のお願い

  1. 服装:肩まで出せる服装で
  2. 持ち物:本人確認書類(マイナンバーカードなど)、接種券(お持ちの方)
  3. 16歳未満:保護者の同意が必要

よくあるご質問

今年のワクチンはどのような種類ですか?

2025/2026シーズンは「3価ワクチン」を使用。 A型2種類(ビクトリア/4897/2022(H1N1)・パース/722/2024(H3N2))とB型1種類(オーストリア/1359417/2021(ビクトリア系統))の計3種類のウイルスに対応しています。

妊娠中・授乳中でも接種可能ですか?

はい、接種可能です。不活化ワクチンのため母子ともに安全です。妊娠中は重症化リスクが高いため、むしろ積極的な接種が推奨されています。

接種してもインフルエンザにかかることはありますか?

100%の予防は困難ですが、発症率を約60%減少させ、かかっても症状を大幅に軽減します。特に肺炎や脳症といった重篤な合併症のリスクを下げる効果が高いです。

副反応が心配です

接種部位の軽い腫れや痛み(2~3日で改善)が最も多い副反応です。重篤な副反応は極めてまれで、ワクチン接種によるメリットのほうが大きいと考えます。

他のワクチンとの接種間隔は?

インフルエンザワクチンは不活化ワクチンですので他のワクチンとの接種間隔は考える必要はありません。同時接種も可能です。

インフルエンザの基礎知識

どのような疾患?

インフルエンザウイルスが原因の急性感染症で通常のかぜよりも全身症状が強く現れるのが特徴です。
毎年冬(12月~3月)に流行し、重症化すると肺炎や脳炎などの合併症を引き起こすことがあります。

主な症状

  • 突然の高熱(38℃以上)
  • 強い全身症状(頭痛・筋肉痛・関節痛)
  • 呼吸器症状(咳・のどの痛み
  • 全身倦怠感

特に注意が必要な方

  • 65歳以上の高齢者
  • 基礎疾患のある方(慢性心疾患・慢性腎臓病・慢性呼吸器疾患・免疫不全・糖尿病等)
  • 妊娠中の方
  • 5歳未満の乳幼児

これらの方は重症化リスクが高いため、予防接種が特に重要です。

最後に

インフルエンザは、感染力が強いため周囲の人に感染拡大させないためにもひとりひとりが「感染しないよう予防策を講じる」ことが極めて重要です。

竹内内科眼科クリニックでは、地域住民の皆様の健康を守るため、希望される方にすみやかに予防接種を提供できるように心がけています。
スタッフ一同、皆様のご来院をお待ちしております。